高齢者相手のレクリエーションをすると、あるあるネタがいろいろと出てくるといいます。その中でも日本各地で共感されているあるあるとして、レクリエーションを通じて高齢者の意外な一面が見えることが挙げられます。

例えば、強面の男性の利用者の話がネットで紹介されていました。見た目だけでなく、結構気難しい性格の方だったそうです。しかし童謡を歌うレクリエーションに参加して、その男性が大粒の涙を流していたとのことでした。それまで介護スタッフもその高齢者に対して突っつきにくさを感じていたそうですが、一気に親近感がわいたといいます。

また、レクリエーションに参加したがらない高齢者が一部いるのも、結構あるあるネタです。このような場合、無理強いをするのはよくありません。しかし、くだらないことだと思えるようなことがきっかけで参加するようになるパターンも、これまた高齢者のレクリエーションあるあるです。ネットで紹介されていたものとして、風船バレーの参加を拒んできた女性のお年寄りがいました。しかしその女性のもとに風船が飛んでいき、その女性の手にあたりました。その方は爪を伸ばしていたので風船が割れて、びっくりしてその人は笑い出したそうです。その結果、次回から風船バレーのレクリエーションに参加するようになりました。

また介護スタッフのあるあるとして、「自分が楽しめば利用者も楽しめる」というものも紹介されていました。主催者が楽しくやっていると、周りも楽しく感じられるのかもしれません。